『白寿所望』 56期幹事 西嶋 博史

我々56期生も90歳を迎えた。『人生百年時代の到来』と揶揄される昨今、肖(あやか)りたいものである。体調不良を訴えても、かかりつけ医曰く、 “歳やしな~” のひとこと。

ふと思う、1日8時間の睡眠を積算すると、90歳では何と30年間、永遠の眠りの前に眠っていることとなる。あぁもったいないと思うのは歳を取った証し。ならば、6時間の睡眠に徹すれば、数年の長生きが可能だと。しかし、ボケないことが大前提。頻尿やチョ ヨイ漏れなんかで悩まないこと。出ない方が問題なのです。少子高齢化現象でパンパース の会社では、少子化で小児用が売れ行き3割減で、成人用尿漏れパンツの売れ行きは右肩上がり。安心の6層構造パッド付、勿論、男性用の話。女性用は約2倍の種類で売れ行きも2倍という。

眠れないと悩まないこと、生きている“証”なのです。いずれ永遠の眠りが保証されています。勃たないと嘆かないこと、蛇口の機能があれば立派なものです。

安楽死の選択肢に“腹上死”を挙げる粋人もいたりする。尊厳死に『ピンピンコロリ』を提唱。家族に迷惑を掛ける『ネンネンコロリ』はできる限り避けたいと。

「 ひかり。のぞみ、しんせい」新幹線ではありません。小生が喫煙し始めた10代後半時代の煙草の銘柄です。現在、専売特許権(塩、たばこ)がなくなり、コンビニの煙草コーナーには2百余種のタバコが陳列されて、銘柄は買手も売り手も番号で購入OK。最低でも一箱500円超、年間にして、なんと18万円超の出費。自業自得の概念からか、肺癌など欧米のような賠償訴訟は日本では無いが、伏流煙の巻き添えを配慮して、禁煙地域が拡大、駅構内や空港では密室の「喫煙コーナー」がガラス張りで、非喫煙者の目に曝される。

かって、国鉄の28兆円に及ぶ赤字を補完する手段としてタバコ1本につき1円の課税が国会で決議された。愛煙家は国鉄再建の要と自負し誇らしく喫煙したものです。禁煙を誓った次の日に、車の灰皿を漁った記憶は愛煙家には数限り無くあった筈。 煙草の弊害を知らしめても、禁煙する人は少ない。アルカロイドの至らしむ中毒で麻薬そのものであるが故である。

禁煙した人の80%が、煙草の値上げを挙げている。国税庁も然る者、大きな財源を確保すべく禁煙した人の減税相当額を値上げで補完するイタチごっこ。愛煙家曰く、ストレスと天秤に掛ければ喫煙を選択したいと。一理も二理もある。列車やバスの座席の前には灰皿が常備され、飛行機にも喫煙席が設けられ、駅の中には水を張った灰皿が随所にあった。子供も妊婦も紫煙攻め。時の厚生省、否、厚生大臣は誰だったかなぁ~? 

国会開催中も議員席から狼煙の如く紫煙が上がっていた。時が流れて現在、駅周辺や唐戸地区などは 【歩きタバコ】も禁止、否、千円の罰金刑が課せられる。しかし、課税職員も徴収事実もこれまで見聞したことが無い。

コロンブスは大罪を犯してしまった。加えて、煙草の製造販売を担ったJTも、容認した厚生省も、税収の具とした大蔵省も、同罪である。

【蛍族】なる人種が日本に居ると言う。公共施設、飲食店、家庭、歩きタバコから追われた愛煙家の唯一、寛いで一服できる、否、出来た場所が『バルコニー』であった。 しかし、隣人からの苦情で行き場を失い、パチンコ屋か海岸に暫しの憩いを求めざるを得ないのが実情。しかし、禁煙する男性に反比例して、女性の愛煙家が急増していると言う。飲酒も然り、女性上位時代の到来か?と問えば、男女同権です!の一言でギャフン。 出生率が1.16%の現実で、小中学校の統廃合が全国的傾向の昨今、西高と南高、豊高と長府高の合併が具現化していると聞くにつけ、時代の変遷に付いていけない現実を実感した。 歳やなぁ~。

ここで一句。

☆ 心が脆いのが18歳。★ 骨が脆いのが90歳。

☆ 自分捜しをしているのが18歳。★ 皆が自分を捜しているのが90歳。

☆恋に溺れるのが18歳。★ 風呂で溺れるのが90歳。

☆恋で胸を詰まらせたのが18歳。★ 餅で喉を詰まらせるのが90歳。

☆まだ何も知らないのが18歳。★もう何も覚えていないのが90歳。

☆ドキドキが止まらないのが18歳。★ 動悸が止まらないのが90歳。

汗駄句駄句

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